第1章 電磁波と人体の関係についてお話しさせて頂きます。

生物の体は隅々に至るまで電気信号を発しながら動いています。微弱でデリケートなその電気は『生体電気』と呼ばれています。

生体電気は体の色々なパーツを動かすための指令信号となったり、生命活動が行われている証拠(例えば心電図の様に)として発生します。そしてそれは大変に微弱で精緻なものなのです。
複雑に作られた生物の体内を流れる生体電気をかき乱す人工的な電気エネルギーである電磁波(電場や磁場、或いは携帯電話の様な高周波電波)は生物の体にとっては明らかに異質なものであり、これが侵入してくると生体電気や様々な組織は本来の働きを阻害されたり余計な動きをしてしまったりとミスを起こしやすくなってしまうのです。